構造計算適合性判定

行政は構造の審査を適判任せにしている

改正建基法1年(3)/運用や解釈にばらつき 「法の運用や解釈にばらつきがあるのは、改正前も改正後も同じだ。改正で審査のチェック項目が増えたのに比例してばらつきも増えた」 「適判で判定員の設計経験に基づく指摘を受け、その妥当性に疑問を感じるとと…

「確認審査に時間がかからないように設計を単純化した」

改正建基法1年(2)/改正法対応で6割の実務者が設計変える 確認の申請者側が審査を円滑にするように自らの設計を変えた 「確認審査に時間がかからないように設計を単純化した」 「確認申請がスムーズに通るように、オーソドックスな工法を選択するようにな…

小規模案件がむしろ問題

規制強化の余波-改正建基法施行1年・1/着工低迷、景気減速要因に 「昨年7、8月に建築着工が落ち込み、9月にはもっと悪くなった。大変な状況になったと困惑した」。国交省の小川富由住宅局官房審議官は、昨夏の心境をそう話す。 申請図書の差し替えなどを原則…

「適判に回らないようにしている」

連載・ゆがみの中での回復――改正建基法施行から1年(上) 「適判に回らないようにしている」 適判の回避は、確実な着工スケジュールを組むための事業者側の自衛手段 安易な選択に流れるという行動原理は、設計者の力量を発揮する領域を自ら狭め、結果として設…

スケジュールが読めず、着工ができないことも理由にされて現在、裁判中

改正建基法1年(1)/混乱は今なお収まらず、約8割が「業務に大きな影響」 「適判(構造計算適合性判定審査)が必要な物件の構造設計を抱えていると、その後の受注物件の予定がたてにくい。確認検査機関で仮受け付けになり、確認検査にかかる実質日数が大ま…

5社が大臣認定の申請を行っている

4月のピアチェック申請2195件/大臣認定プログラム利用は1件/国交省 今年4月に建築基準法に基づく構造計算適合性認定(ピアチェック)を申請した建築物のうち、改正建築基準法に適合した大臣認定構造計算プログラムを利用したケースが1件にとどまる 4月分のピア…

例年通り

体育館建て替え:高崎の2中学校、建築基準法改正余波で遅延 /群馬 当初は3月中に建築確認を受け、夏休み入りと同時に工事を開始、来年3月に完成の予定だった。 市学校教育課は例年通り、1月に民間建物の建築確認に当たる「計画通知」を市建設部に提出。 これ…

図書省略の大臣認定しましたので、お知らせします

報道発表資料:(社)日本鋼構造協会の鉄骨造構造システムに対する図書省略の大臣認定について - 国土交通省 本日2日に、国土交通省は、(社)日本鋼構造協会から申請のあった下記の構造システムについて、建築基準法施行規則第1条の3第1号ロ(2)に基づき、図…

今回の基準に該当するのは数千棟

建築確認を一部省略 3階建て以下 審査は2週間短縮 国交省 2007年度に新規着工した建物のうち、鉄骨造り3階建て以下は10万3500棟と全体の2割を占めるが、今回の基準に該当するのは数千棟とみられる。 同協会は「早期の着工を求める建築主にとってメリットは大…

「JSSC低層ビルシステム」

3階以下S造、建築確認簡略化/鋼構造協会、大臣認定を取得 国土交通省は2日、日本鋼構造協会が申請していたS造構造システム「JSSC低層ビルシステム」について、図書省略の大臣認定を行ったと発表した。 認定内容に沿った建築物は、建築確認審査の際、構造計算…

基準を満たした建物は適合性判定は不要になる

建築確認を一部省略 国土交通省は2日、3階建て以下で一定の基準を満たす鉄骨造りの建築物に限り、建築計画が関連法令などに適合しているかをチェックする建築確認審査の一部を省略することを決めた。 省略により、約2週間の期間短縮につながる。 省略する手…

これは設計とはいえない

6月改正後の建築確認申請に関する緊急アンケート調査(追加調査)の結果を取りまとめました(報告) (調査は全国500事務所を対象に平成20年3月21日〜4月15日に実施。有効回答数385事務所 所員数は、5名未満が36%、5〜9名が31%で両者で約70%である。 構造設計技術…

過剰な説明を申請者に求めるケースが見られる

【改正建築基準法】床面積500m2以上で確認申請の負担増顕著に、日事連調べ 「設計業務の報酬基準を定めた建築士法の告示の改正作業が、国土交通省で進んでいる。建築基準法改正に伴う負担増が反映されるよう期待している」 回答者のうち、構造設計を外注して…

意匠設計者が構造計算も行えるよう

県内建築確認アンケート|沖縄 技術者不足への対策として同部は、建物のデザインを行う意匠設計者が構造計算も行えるよう、6月にも4パターンのひな型を用いて講習会を開く。 また県外の構造設計事務所の紹介や審査機関の体制強化を進め、状況に応じて事前…

性能評価業務方法書・内規に一部未確定な部分があります

『SS3』大臣認定プログラムについて 2008年5月14日現在、大臣認定プログラムの運用(プログラム修正による認定の取り消し、確認申請の中断など)や性能評価業務方法書・内規に一部未確定な部分がありますので、『SS3-認定版』のリリース時期は確定しておりま…

これからの構造設計者

(株)構造ソフト 講習会情報「大臣認定プログラムの位置づけと今後の運用(仙台)」 大臣認定プログラムの位置づけと今後の運用 先行認定プログラムの功罪 新しい大臣認定プログラムは、何を目指したものなのか? 大臣認定プログラムの運用と責任の所在 新…

指針告示の規定を実務的に運用するための解説書として作成したものである

大臣認定構造計算プログラムを用いた構造計算書の確認審査・構造計算適合性判定のガイドライン 平成20年5月15日 本書は、平成19年6月20日に公布及び施行された「確認審査等に関する指針(平19 国交告第835号)」の「第一 確認審査に関する指針」、「第二 構…

ユービー側が「補修工事が必要だ」などと退去を求めた

マンション階数水増し、新たに5棟 引っ越し始まる 水増しマンションでは、ユービー側が「補修工事が必要だ」などと退去を求めたため一部住民の引っ越しが始まった。福島区の賃貸マンションに入居する男性会社員(30)は同社管理の別のマンションに引っ越すよ…

「沖縄については想定外の部分もあった」

住宅着工減、対応求める 知事、冬柴国交相に要請 仲井真弘多知事は14日夕、国土交通省で冬柴鉄三国交相に対し、4項目を要請した。 国交相が認定した構造であれば簡単な計算書で申請できる「図書省略大臣認定制度」を必要に応じて改良すること 構造設計者の不…

合格件数を増やしたい

よく分からない2008年5月2日の記事 建築構造二重チェック、合格は予想の2割・07年度 耐震強度偽装事件を受けて国土交通省が導入した建築確認の「構造計算適合性判定」で、2007年度の合格件数が予想の2割程度にとどまったことが2日わかった。建築士の多くが…

緊急の改善策で、画一の設計もやむ終えない|沖縄

改正建基法、県が緊急対策説明 参加者ら「制限多い」と不満 「制限が多すぎて誰が設計しても同じ建物になる」 県は緊急の対策として県住宅供給公社が沖縄限定の設計住宅で図書省略大臣認定を3月末に受けたことを報告。2階建て8メートル以下、延べ面積500平方…

判定機関の混雑度(2008/04/24現在)

下記の都県における判定機関の混雑度は次のとおりです。(2008/04/24現在) 埼玉県 すいている状態の機関 10 機関 通常の状態の機関 2 機関 混雑している機関 0 機関 東京都 すいている状態の機関 13 機関 通常の状態の機関 1 機関 混雑している機関 0 機関 …

2割が大臣認定プログラムの再計算になると想定している

適判業務,首都圏にシフト/判定員増強し期間短縮/建築センター 日本建築センターは、これまで構造計算適合性判定業務を多く手掛けていた地方圏で指定判定機関が整備され始めたことを受け、2008年度から首都圏の業務を充実させる。 同年度に全国で見込む約3000…

全ての機関が「すいている状態」

判定機関の混雑度は次のとおりです。(2008/04/15現在) 埼玉県 すいている状態の機関 12 機関 通常の状態の機関 0 機関 混雑している機関 0 機関 東京都 すいている状態の機関 14 機関 通常の状態の機関 0 機関 混雑している機関 0 機関 神奈川県 すいてい…

第2弾の図書省略認定を取得すべく作業を進めており

確認申請に係る添付図書省略認定に係る説明会の開催について|沖縄県 県では県内の構造技術者不足解消の取組として、国土交通省及び沖縄県住宅供給公社等と図書省略認定の取得について調整を進めてきており、3月27日に当該認定を取得しました。 当該認定…

適合性判定員の常勤化を進めるよう求めた|沖縄

県議会に要望書/建基法改正 現場の悲鳴総決起大会 仲里議長は「影響で既に一万人の失業が出ているという話も聞いた。改選後となるが、六月議会でもしっかり議論したい」 「改正法施行前に県が何らかの措置をすべきだった。国土交通省だけの責任ではない」 …

 構造計算適合性判定を求めずに確認済証を交付した

指定確認検査機関に対する監督命令の公示(中国地方整備局) 監督命令をした年月日平成20年3月27日 監督命令を受けた指定確認検査機関の名称:ハウスプラス中国住宅保証株式会社 監督命令の原因となった事実本来構造計算適合性判定を求めなければならない物…

 第二、第三の申請を受け付けていきたい|図書省略認定制度

参議院会議録情報 第169回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 ○遠山清彦君 なぜ沖縄だけ突出して悪いのか、簡潔にその理由を国交省として言ってください。 ○政府参考人(小川富由君) お答えをいたします。 まず、沖縄の特殊な事情というこ…

構造設計者の職能評価定着の上でも格段に改善される制度

2006.12.18 JSCA会員の皆様へ 構造計算適合性判定に関する現状と JSCA の対応方針 今回の適合性判定制度は、「構造設計内容を設計者と同等の能力ある設計実務者がその妥当性を、協議を交えて確認する制度」 その制度に係わりある構造設計者の職能評価定…

 沖縄県内の一戸建て住宅には適用しないことや

住宅着工激減で大会 きょう建設団体 - 琉球新報 昨年6月の改正建築基準法施行に伴い建築確認(着工前審査)が厳格化された影響を受け県内の住宅やマンションなどの新設着工件数が激減している問題で、県内の建設関連団体など9団体が「現場からの悲鳴」総決…