2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ゼネコンも共崩れ

第9回 マンション業界 外資系不動産ファンドからの資金パイプは閉じられ 銀行も不動産向け融資を一気に絞っている 建築費高騰が追い打ちをかけ 不良生コンの強度不足問題も顕在化 マンション業者が一気に倒れるのは9月とされる。 その場合、公共事業の仕事が…

誰も生コン業者と直接の接点を持っていない

マンション業界にさらなる打撃!生コン偽装で相次ぐ販売休止 工事を受注したゼネコンは、まず商社経由で生コンの発注を行なう。 商社はそれを、各地方の生コンクリート協同組合に発注。 最終的にどの業者が生コンを納入するかは、組合が加入企業に振り分ける…

都内生コン3協組は「使用実績なし」

都内生コン3協組は「使用実績なし」 神奈川県で発生した溶融スラグ混入生コン問題に対応し、東京地区生コンクリート協同組合(森山昭雄理事長)、東関東生コン協同組合(日高芳則理事長)、三多摩生コンクリート協同組合(矢島士郎理事長)は、組合員への緊…

無理なものは無理とし、できないことはできない

工期しわ寄せ改善へ認識/企業の法令順守に“指針"/空調4団体 4団体がスクラムを組んで関係団体にも協力してもらい より働きやすい やりがいのある職場やしっかり賃金が支払われ 適正な利益を生み出すことができるように 個々の企業の法令順守に結びつけるとと…

規定されていない点が多々ある

四号特例見直しに備える建築士の疑問 「斜めに配置した壁の扱いは?」 「壁の高さと幅の比は、いくつまで認められる?」 建築基準法では明確に規定されていない点が多々ある 仮に現状で確認審査をするとすれば、主事の判断にゆだねられることになり、個々に…

かつてないほど仕事がない

現場で考える 16年ぶりの西成暴動 「かつてないほど仕事がない」 西成労働福祉センターは「求人件数の伸びが鈍かった。建築基準法の改正で建築確認審査が厳しくなり、新規着工が大幅に減ったのが原因」 今年4〜6月は昨年に比べあっせん件数が12%減少し、7月…

依然として中小物件で停滞している

基幹技能者の現場常駐を/下請含む施工会議も提言/建専連 確認審査業務が、依然として中小物件で停滞していることが、現時点でも躯体系専門工事業者に大きな影響を与えているだけでなく、今後は仕上げ系や設備系の専門工事業者に影響が出るとして、さらなる円…

『絶対大丈夫。建つわけがない』と言っていた

熱海でマンション眺望めぐり 〝仰天騒動〟勃発 販売時のパンフレットによると、「圧巻」の海上花火大会を「にぎわう海岸一帯を尻目に」楽しめる 「購入する前に『前が空き地になるが、高い建物が建つことはないか』と念を押したら、『絶対大丈夫。建つわけが…

銅加工品メーカーの値上げ交渉

楽観できない銅加工品メーカーの値上げ交渉 07年は改正建築基準法の施行による住宅着工減で住宅向けの出荷が伸び悩んだ。 08年度も景気後退を受けて住宅着工は依然として回復しないまま。 水回りの金具に使う黄銅棒やエアコンに使う銅管の生産量は伸び悩んで…

豪雨で建物が約一メートルずれ

首里鳥堀町のマンション損壊 「建築手抜き」と提訴 大雨の影響で倒壊の恐れがある那覇市首里鳥堀町の賃貸マンションの建築工事に手抜きがあったなどとして、マンションオーナーが28日までに建築業者と設計者を相手に約2億4800万円の損害賠償を求める訴訟を那…

「無理」を強いる方策で解決しようする

建築学会/建築物の不具合発生要因で報告書/「無理」通る体質の改善を 建築物に不具合を発生させる要因として プロジェクトにかかわる関係者の情報連携不足 多くの関係者がプロジェクトにかかわることによる責任のあいまいさと情報連携の「ほころび」 建築…

建物管理費用を“見える化”

IT

建物資産管理業務の革新を推進する「FMソリューション・オンデマンド」サービスを提供! 多拠点、多店舗の建物資産を現場担当者が個々に管理していたため、多数ある建物資産の全体状況をタイムリーに把握することや、建物の利用者からの苦情やリクエストに対…

不動産取引でCASBEE

CO2排出量を可視化し格付けを星で表示、不動産取引でのCASBEE活用策も示す 改訂したCASBEEでは、建物のライフサイクルを通じた二酸化炭素(CO2)の排出量の表示機能を設けた。 新築の建物を対象にしたCASBEEのツールは、政令市など一部の自治体で採用が徐々…

新法や法改正を対象者にDMで通知する

住宅瑕疵担保履行法を38万事業者にDMで通知、国交省 国交省が新法や法改正を対象者にDMで通知するのは異例 国交省は、対象となる事業者のうち法の内容をすでに知っているのはごく一部で、大多数はまだ知らないと推測している。 住宅業界に確実に浸透させる必…

意味のないブランド志向を持っていないか

なぜいま、「消費者庁」なのか 決定的に欠けているのは自己責任の原理である。 騙した方が悪いのは当然だが、騙される方にも責任がある。 投資話で騙されるのは、しばしば、欲の深い人たちである。 そんなうまい話があるわけないという常識的なセンスを持っ…

超塑性合金制震ダンパー

世界で唯一の特殊合金を使ったブレースタイプの制振ダンパーを開発・初適用 ZnとAlの合金に、ナノテクを駆使した特殊な加工熱処理技術(TMCP処理)を施すことで、室温で金属が水飴のように伸びる超塑性を発現させ、制振部材として必要な特性を得ると同時に、工…

国内需要の落ち込みは続く

清水鋼鉄苫小牧、ロシアへ年内にも輸出 国内需要減の補い狙う 年内にもロシアへ鋼材を輸出する 国内の鋼材需要の落ち込みを補う すでにロシアの工業標準規格の認証取得に向けた準備を進め、年間約一万トンの輸出を目指す 二〇〇〇年からベトナムや韓国、台湾…

銀行として越えられない一線が大変早く我々の前に来てしまった

財政再建より減税を 金沢経済同友会が夏季セミナー 安宅副代表幹事が講演 日本経済の現状を「有事である」 「日本買い」の動きがストップし、十兆円規模の海外所得移転が進んでいる 「世界のマーケットは財政赤字だと国債を売る。ところが、日本は今、国債が…

それぞれ300〜200社の「協力会社(ファミリー)」と呼ばれる下請けを抱える

官製談合:道内「大手」指名停止で 下請け戦々恐々 公共工事の年間発注の7割が10月ごろまでに終わるとされ、大手が今後受注できる見込みは絶望的。 「道内は積雪期があるため、実際に工事ができるのは4月から10月までに限られる。今仕事がなければ、倒産する…

建築物が長い寿命を重ねたときの光景

マンション住民にとって、耐震偽装事件の教訓とは何だったのか/細野透氏と語る(第5回)|マンション管理新時代 立地の劣る、アクセスのよくないマンションでは、空き家が至るところで現実に出始めている 建築物が長い寿命を重ねたときの光景を計画段階で関…

現行の耐震基準(07年6月施行)に合わせた工事が新たに必要

耐震強度不足:分譲マンション、42棟は問題なし--姫路市、調査 /兵庫 姫路市の分譲マンション1棟の耐震強度が不足していた問題で、姫路市は24日、マンション建設会社が市内で手掛けた別の42棟について、「耐震強度など施工状況に問題はなかった」との調査結果…

追加融資などがあり得る状況ではない

ささやかれるマンション価格「9月暴落」説 いまのマンション業者の破たんは、銀行の「貸し渋り」が原因とされる 建設・不動産業者への追加融資などがあり得る状況ではない

当社に法的責任はないものと考えております

六会コンクリート株式会社のJIS規格外生コンクリート出荷問題について|住友大阪セメント株式会社 平成20年7月24日 六会コンクリート株式会社がJIS規格外の生コンクリートをJIS規格品として出荷したことに伴い、現在、国土交通省をはじめとした関係各機関に…

基礎と地盤のバランスの重要性を実感した

【構造で勝つ】(5)構造事務所との連携体制を考える 特に力を入れるのは基礎と地盤改良 「建物を支える基礎の強度が不十分だったり、あるいは地盤の状態に合っていない例が多い」 基礎と地盤のバランスの重要性を実感した 安全性の高い構造・基礎を追求して…

00年以前に竣工した超高層ビルではほとんどが長周期地震動に未対応

大成建設/既存超高層ビルの耐震バリューアップを受注/新宿センタービルで実施 既存超高層ビルの長周期・長時間地震動対策工事で、国内初の事例となる。 同社保有技術の「長周期・長時間地震動対策構法(T-RESPO構法)」を使って、軸力制御オイルダンパーを建物…

「今後の特例見直しに備えましょう」

木造住宅(軸組構法)の構造計画に関する講習会のお知らせ 木造軸組構法住宅の適切な設計法等の普及を図るため、壁量計算、四分割法、N値計算等の基礎的な構造計画等の講習会を全国にて実施致します。 これらの簡易な計算等においては、設計者の皆様が普段…

得意先2社の倒産で不良債権が発生するなどした

成和産業:再生法適用を申請 負債額11億8300万円--青森 建築材料卸会社「成和産業」(中村敏社長)が22日、青森地裁へ民事再生法の適用を申請し、24日に保全命令と監督命令が出た。 大手ゼネコンなどに営業基盤を築いたが、建設需要の低迷で売り上げが落ち込み…

減収|電設資材

電設資材メーカーで名証2部の未来工業は1Qの前年同期比60%営業減益が嫌気される 改正建築基準法施行に伴う建築確認審査の長期化に端を発した住宅着工戸数減少の影響により、電線管類及び附属品をはじめとして当該事業が全般的に減収となり、09年3月期第1四…

「当分こういう状況は続くだろう」

不動産業の破たん相次ぐ 融資減少、地価下落響く 清水建設の野村哲也会長は24日、業界団体の記者会見で、相次ぐ不動産会社の破たんについて「当分こういう状況は続くだろう」

回収の遅れや回収不能になる債権が増加していた

三平建設株式会社 _ 大型倒産速報 _ 帝国データバンク[TDB] 2001年10月には東海建設(株)(負債243億円、東京都、破産)に10億円弱の不良債権が発生。 過剰債務のゼネコンとして信用不安は根強く、2003年11月に「抜本再建計画」を策定。 陣容をほぼ半減する人員…