不動産取引でCASBEE

CO2排出量を可視化し格付けを星で表示、不動産取引でのCASBEE活用策も示す

  1. 改訂したCASBEEでは、建物のライフサイクルを通じた二酸化炭素(CO2)の排出量の表示機能を設けた。
  2. 新築の建物を対象にしたCASBEEのツールは、政令市など一部の自治体で採用が徐々に広がりつつある。
  3. 既存の建物の環境性能を評価するツールの活用はほとんど進んでいない。
  4. 投資家や不動産鑑定士などに環境性能が不動産価値に結び付くという意識を高めてもらう狙いがある
  5. 環境性能が高い建物であれば標準的な建物に比べて、不動産が持つリスクを示す還元利回りが減り、純収益を還元利回りで除して求める不動産価値は高まる。

建築環境・省エネルギー機構 IBEC