建築業界を去る人が増えるのではないか

改正建基法1年(5)/68%が改正法の抜本的見直し求める

  1. 「再改正による抜本的な制度の見直し」を選択した人が68%、「改正法の運用の柔軟化」が29%だった。「新たな対策は必要ない」はわずか2%
  2. 約70%が、法施行によって建物の安全は確保できず、消費者の信頼も回復できていないと回答した
  3. 「業務に協力してくれる構造設計一級建築士と設備設計一級建築士を確保できるかは死活問題で、大変に心配だ」
  4. 「安くてよいものが一番という風潮の社会で、設計・施工費の増額は認められず、いまでも忙しい割に貧乏だ。今後この傾向に拍車がかかり、建築業界を去る人が増えるのではないかと思う」
  5. 「そもそも建築設計者の独立性、自律性に期待しない制度では、日本の未来は暗いのではないか」