運用事例などの研修会を実施する

国交省/違反情報収集体制を強化

  1. 国土交通省の中小企業対策は、下請け取り引きの適正化に向け、しわ寄せなどの通報窓口として設置した「駆け込みホットライン」や、2007年6月に策定した建設業法法令遵守ガイドラインを周知し、違反情報の収集体制を引き続き強化する。
  2. 通報された情報に対しては、必要に応じて立入検査、報告徴収を実施し、法令違反が確認された場合、監督処分する。
  3. 公共調達の適正化では、地方自治体向けの総合評価実施マニュアルを3月末までに改定し、施工実績や工事成績、中小企業の地域貢献実績を重視した「特別簡易型総合評価方式」の導入、拡大を推進する。
  4. 建築確認手続きの円滑化に向けては、指定構造計算適合性判定機関に判定員の増員を要請するとともに、特定行政庁や指定確認検査機関に対して確認審査の運用事例などの研修会を実施する。
  5. 研修会は27日から3月21日までの期間に8回開き、計画変更の円滑化ガイドライン、審査上の留意点、大臣認定プログラムを使った構造計算書の審査などを周知する。

。oO( 国交省は相変わらず「運用を周知徹底する」と