「空気」を作る機関

 「報道」という言葉の翻訳は困難だとも聞きますが、報道機関なら諜報機関などと同じ機関だ。何の機関なのか。「空気」を作るための機関。組織同士の連絡版のようにも使われるのでしょうか。その空気で裁判の行方も変えるのでしょうか。
 納豆がお店から消えた時期が有りました。なぜなのかは私には分かりませんでしたが、ダイエット効果があると伝えられたからでしょうか。姉歯さんでは審議委員に俎板の上の建築士とまで言わせ、建築士を定期的に呼び出し講習料を納めさせ会場に缶詰にしました。小泉首相の演説に内容は有りませんが大勢の人々が集っていました。報道機関の威力は大変なものだなと思います。ドンパチを始めさせるのも意外に簡単かも知れません。
 各報道の依頼主とその意図を想像しながら接するのも面白くもありますが、恰もそれが結論かのように報じ既成事実化して行く事は実に不気味です。立派な塔まで建て且つ電波も独占し、どこまでやれば気が済むのか。もう止めにして頂きたいが、争い事の一環なら止まらないかな。