「設計意図を正確に伝えるために施工図を確認する」

JIAは、国交省の「業務報酬基準改訂案についてのパブリックコメント」に対して、意見を提出しました。

  1. 設計者が工事施工段階で設計意図を正確に伝えるために施工図を確認することは建築の質を確保する上で大変重要である。
  2. これを明確にすべく表題を「設計意図を正確に伝えるための質疑応答・説明及び施工図等の確認等」として頂きたい。

設計意図が正確に伝わらない設計図書
何のための設計図書か
設計意図が正確に伝わらない設計図書で良いのか
そんな御絵描き設計図書には充分な報酬は払えない
報酬が充分では無いから設計図書に加え施工図が起こされ…
なんていう話に成らないだろうか?
―― ここまでは冗談 ――


建築技術も高度化し、その技術は設計技術でもあり施工技術でもあり、その境界は無いとも言え、設計業者と施工業者は別れているものという「世界の常識」は10年後くらいには無くなっているかも知れないという見方もある。
これから施工するための設計図書は、建築主の権利そのものであり、公共の目にも触れ街並も形成する事から充分な費用と時間を掛けて然るべきものだとすれば、その行為の職能は確立されていても良さそうだが、、、