住宅関連では25・0に落ち込んだ|先行きDI

けいざい・しずおか:1月のウオッチャー調査 景況感、3回連続後退 /静岡

  1. 静岡経済研究所が実施した1月の県内ウオッチャー調査によると、前回10月調査時点と比べた景況判断指数(DI)は前回より8・7ポイント低い31・6となり、3回連続で景況判断は後退した。
  2. 分野別にみると、雇用関連のDIが25・0と前回から11・1ポイント低下した。先行き不安から採用に踏み切れない事業所があるなど、好調とされてきた雇用情勢にも陰りが見える。家計消費も来客数・販売量とも悪化し、ガソリン高騰が外出控えにつながっている。
  3. 先行きDIは、原油高やサブプライム問題など不安材料の多さから下落し、建築基準法改正後の回復が遅れている住宅関連では25・0に落ち込んだ。