大学院で本来行なうべき教育が圧迫される

大学院インターンシップ制度に対するJIAの取り組みについて

  1. 実務実習の単位と、関連科目で取得する単位を合わせて、全部で30単位を修得するためには、大学院で本来行なうべき教育が圧迫されることも想定されます。
  2. この実務経験年数は、一級建築士の受験資格要件から必要とされるものであり、教育を優先するか、資格取得を優先するかが問題となるところではありますが、一方で社会の流れは、専門的な職能においてインターンシップを重要視する方向にあります。
  3. わが国には建築設計サービスを行なう資格として一級建築士がありますが、国際建築家連合(UIA)が策定した「建築実務におけるプロフェッショナリズムの国際推奨基準に関するUIA協定」に示された推奨基準を満たしていないため、国際的に通用していません。