「一刻も早く、士会と話をする必要性を感じます」

JIA建築家architects最新号2008.12シリーズ「建築界を再考する」第10回

  1. これまでJIAは建築家について様々な主張をしてきましたが、それらは一般の方々には分かりにくい
  2. 市民にとっては士会も協会も関係ない
  3. 建築業界設計者は何をしているのかということになる
  4. 一刻も早く、士会と話をする必要性を感じます
  5. 昨年8月にできた韓国の「建築基本法
  6. 韓国は日本と違ってFIKA(KIA、KIRAと学会がフェデレーション)のように建築設計者がまとまって対策にあたっています。これが成功の理由でしょう。
  7. 日本も早く設計者団体のフェデレーションを組む必要があるでしょう。

 建築家が係わらないような建築物で社会問題が起きやすい。建築家が係わらないような建築物をどうするのかが行政の課題。プレファブや徹底したマニュアル化された建築物で対応するのか。建築家とはクライアントの理解の裏返しの存在で、もし問題が起きてもそれは当事者間の問題であり社会問題には成らない。そういう意味では建築家法は必要は無い。JIAは現状の大多数の建築家を望んでいない建築物をどのようにされるつもりだろうか。
 もし建築設計者が纏まるならば、政府から口出しさせない位の団体と成るべきかも知れないが、医師や看護師の過酷な職場を見ると団体だけでは間に合わないかも