「建築確認に必要な手続きや適切な対応をとっており、過失はない」

2008年8月20日の記事ですが

耐震偽装で愛知県を賠償提訴 姉歯物件のホテル業者、2億7000万円求める

  1. 耐震強度偽装事件に巻き込まれ、ホテル改修を余儀なくされたのは、愛知県の建築主事が建築確認で偽装を見抜けなかったためとして、ビジネスホテルのアズイン大府(同県大府市)を運営するフリックイン福井(福井市)が、愛知県に約2億7000万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。
  2. 訴えによると、同社は2003年3月、設計会社を通じて県に建築確認を申請。適合の判断を受けて着工し、同年11月にホテルをオープンした。
  3. 原告らは「建築確認で柱に必要な鉄筋量を満たしていないことは簡単に分かったのに、十分に検査せず偽装を見過ごした」と建築主事のミスを指摘。改修費と約7カ月間の休業補償を求めている。
  4. 県建築指導課は「建築確認に必要な手続きや適切な対応をとっており、過失はない」としている。