不足分の半分を住民側、残りを国(45%)と市(55%)で助成する

耐震偽装 2100万円改修助成 川口市、補正予算案提出へ

  1. 川口市は、耐震偽装があった同市原町の分譲マンション「グランドステージ(GS)川口」の改修工事費として、補助金約2100万円を盛り込んだ補正予算案を9月議会に提案する。
  2. 改修費は、耐震強度偽装事件で破産した建築主「ヒューザー」からの配当金を充て、不足分の半分を住民側、残りを国(45%)と市(55%)で助成する。
  3. 住民は2007年11月、改修の是正計画を、耐震構造などを専門とする日本建築防災協会(東京都)に申請。
  4. 今年5月、同協会から計画が妥当と判定されたことなどから市は予算化を決めた。
  5. 市は07年度にも改修費の補助金2395万円を予算化したが、使われずに今年度に繰り越した。