(仮称)統括設計一級建築士の可能性 その7

平成14年(2002年)に建築士会とJIAは次のような合意をしている。

"新たな建築資格制度"創設に向けての2団体基本合意書

  1. 専攻建築士制度のうち、日本建築士会連合会が目指す"統括建築士資格"と日本建築家協会が試行しようとしている"建築家資格"とを同等性のあるものにしていくとの考え方に立って、その認定基準等については、現行建築士制度の不十分な部分を補うと共に、APECアーキテクトをはじめUIA等の国際的動きにも合理的に対応できるよう定めるものとする。
  2. 上記の新たな資格は一定の期間毎に更新するものとし、更新のための条件については、継続能力開発制度(CPD)等を前提にして、合意を図るものとする。
  3. 他の専攻分野の種別、名称等については、関係する諸団体との連携を図りつつ、検討を深めるものとする。
  4. 資格者の登録・認定は、第三者性のある機関によって行うものとし、詳細については今後更に検討するものとする。
  5. われわれは他団体にも呼びかけて、今回の資格制度の立ち上げに向け、各地域での協調関係を強化するものとする。

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