コンクリート校舎のように診断の技術が確立されておらず

木造校舎の耐震診断進まず 義務化対象の19棟

  1. 木造施設でも国交省が耐震基準を定めているが、コンクリート校舎のように診断の技術が確立されておらず、各市町の診断作業が進まない。
  2. 文科省は「木造施設は建て替えが基本だが、耐震診断がされないまま放置されているところもある。近年は古い校舎を保存する動きもあり耐震の取り組みが必要と判断した」
  3. 耐震診断を研究する国指定機関「日本建築防災協会」(東京都)は「木造の校舎などは一般の住宅と違い、高度な技術が必要。校舎向けの診断方法の策定を検討している」

木造校舎の耐震診断 対応に苦慮 篠山、西脇の市教委

  1. 新たに耐震診断義務化の対象となった木造の学校施設
  2. 「県教委に問い合わせたが、きっちりした耐震診断の方法が見つからない。予算的な問題があるし、地域のシンボルともいえる校舎なので…」
  3. 兵庫県教育委員会も「県内で実施例がないので指導が難しい」