国内需要は大幅に減少したものの

[鉄鋼セクター] 東京鋼鐵、前3月期予想を上方修正

  1. 東京鋼鐵(5448)は24日引け後、前3月期業績予想を上方修正した。
  2. 売上高は昨年6月に施行された改正建築基準法による影響からビル、マンション、一般住宅の新規建設が激減し、国内需要は大幅に減少したものの、需要の多い韓国・台湾向けの輸出を増加させたことから、従来予想を上回った。
  3. 営業利益は、鉄スクラップが急騰したが、予想していた払出価格までには達しなかったこと、製品販売価格引上げに注力したことから予想を上回る見通しになった。