大臣認定プログラム制度は廃止すべき
- 構造計算は構造設計の検証に過ぎない。
- 審査すべきは設計内容であり、計算プログラムの使い方に論点が絞られるのは危険な兆候である。
- 偽造の発見はもとより重要であるが、それだけでは不十分であり、設計内容の精査こそ健全な社会資産である建築物の創造には欠かすことはできない。
- 大臣認定プログラム制度は廃止すべき
- 大臣認定プログラムはコンピュータが一般化した今日、その役目を終えているだけでなく、審査者が過度に依存するという弊害を生んでいるので、廃止を含めた制度見直しを行うべきである。
- 再計算によらないチェック方法〜構造設計の審査は、基本的な数値の整合性の確認や略算的な手計算によることで可能であり、必ずしもデジタルデータ提出による再計算を行なう必要はない。