審査が追いつかず|沖縄
- 耐震偽装問題で改定された建築基準法が県内建築業の仕事の減少に繋がっているとして現場で働く人たちが現状の改善を訴える街頭での活動を展開しています。
- 署名活動は県内3か所で行われていて、このうち那覇市のパレット久茂地前広場には建築業関係者およそ50人が集まり、ビラを配るなどして協力を呼び掛けました。
- 建築基準法の改定では、鉄筋コンクリート造りの建物に対して審査が厳しくなっているため、該当する建物が多い沖縄では審査が追いつかず、需要があっても着工できない状況だということです。
- 参加した人は、建築資材の製造業者や店や住宅を建てる人など、建築業以外の人にも関係する問題だと呼びかけました。
- 今月30日には決起大会を開き、現場で働く人の切実な状況を行政機関に訴えたいとしています。