L字型にとどまる

2月新設住宅着工戸数は前年比‐1.5%、3カ月連続の年率100万戸台と予想

  1. 建築基準法改正に伴う影響は薄らぎ、建築確認審査は軌道に乗り始めている。大規模物件が多いマンションの着工も正常化しつつあり、当面は積み残し案件の消化で着工戸数は年率120万戸程度で推移しよう」(信金中金総合研究所)
  2. 「新設住宅着工床面積は9月分以降5カ月連続、新設住宅着工戸数は10月分以降4カ月連続前月比増加になっており、建築基準法改正による一時的落ち込みはだいぶ薄れたと言える」(三井住友アセットマネジメント
  3. 「持ち直しのペースは次第に鈍化するとみられる」(三菱東京UFJ銀行)
  4. 「マンション不況が悪材料」(みずほ証券
  5. モルガン・スタンレーでは08年度の住宅投資について、「政府経済見通しではプラス9%のV字回復を見込むのに対し、プラス3%程度と水準的にはほとんどL字型にとどまると見込んでいる」