建築確認検査業務改善総決起集会

改正建基法問題/地方いまだ混乱/沖縄でヘルメットかぶり総決起

  1. 改正建築基準法による建築確認の遅延問題は収束に向かいつつあると言われているが、地方の現場ではまだ混乱が続いているようだ。
  2. 沖縄県で、地元ゼネコン、建築士設計事務所、設備業界、工務店などの異業種9団体が結集し、会員家族も含めヘルメットに作業服姿、プラカード持参での参加を呼び掛け30日、那覇市沖縄県立武道館で、建築確認検査業務改善総決起集会を開く。
  3. 「契約はしたけど建築確認が下りず仕事がない」「3カ月も休みをとらされた」など、建築確認業務が遅れ、現場が「開店休業」となっている状況がまだ続き、打開のめどが立っていないという。
  4. 沖縄県では昨年7月以降、例年なら月1000戸以上ある新設住宅着工戸数が600戸以下に低迷したままで「多くの建設労働者が路頭に迷い、関連企業は倒産してしまう」という状況だ。
  5. 建設業協会の呉屋守将会長が大会会長を務め、渡久地克子実行委員長が率いる。
  6. 県建協のほか県中小建設業協会、県建築士会、県建築設計事務所協会、県電気管工事業協会、県電気工事業工業組合、県管工事業協同組合連合会、全建総連沖縄県建設ユニオンが共催で参加。
  7. 建築確認遅滞の解消を求め、ヘルメット、プラカードで揺れ動く。