現在0・5%に落ち込んだ営業利益率を5%まで引き上げる計画
- 松下電工は住設建材事業部門の収益強化に向けた取り組みに本腰を入れる。
- 建築基準法改正に伴う着工遅れなどで落ち込んでいる国内住宅市場の現状を背景に、商品力強化と海外の拡大、人員削減を含めた構造改革で収益力を高める。
- 5カ年中期経営計画の最終年度の2010年までに、現在0・5%に落ち込んだ営業利益率を5%まで引き上げる計画だ。
- 国内は省エネルギーや高機能化を軸に商品力を強化。
- また、リフォームとオール電化を核に需要の掘り起こしを進める。
- 海外は好調な中国での住宅内装事業を他のアジア圏に拡大展開する。
- 2010年度はこれらの増販施策で、07年度見通しに比べ、売上高で780億円、利益で100億円の上乗せを目指す。