設備設計一級建築士の不足

【改正建築基準法】構造計算適合性判定の10月の合格が870件に、国交省は「明るい見通し」と期待|ケンプラッツ

  1. 国土交通省の小川富由大臣官房審議官は、同省の調査で、10月に構造計算適合性判定に回った確認申請が1725件、適合性判定の合格件数が870件という速報値を挙げ、「今後はある程度、明るい見通しが立つのではないか」
  2. このほか、2008年度中に施行予定の改正建築士法について、「四号特例の廃止や設備設計一級建築士不足といった課題もあるが、混乱なくソフトランディングするように、万全の体制を敷いていく」
  3. 三栖会長は建築士法改正について、設備設計一級建築士が不足する可能性を指摘。「万が一、設備設計一級建築士の不足が理由で建築の着工数が減るような事態になれば、建築界は世論の支持を得られないのではないか」