業務報酬,建築士制度の2小委で具体検討開始/改正士法

業務報酬基準・工事監理小委員会（委員長・久保哲夫東大大学院教授）は１３日、建築士制度小委員会（同・村上周三慶大教授）は１８日にそれぞれ初会合を開き、改正建築士法の施行に向けた具体的な検討をスタートさせる
両委員会はともに、１２月をめどにそれぞれの検討結果をまとめ、基本制度部会に報告する
業務報酬基準・工事監理小委員会では、業務報酬基準の見直しや、工事監理のガイドライン策定に向けて検討を進める
用途別、請負金額別で決めている業務者１人当たりの現行の業務量を、意匠、構造、計画、設備の分野ごとに延べ床面積に応じて設定する見通し
建築士制度小委員会では、改正法で受験資格の学歴要件が国土交通大臣が指定する科目の履行に見直されたことを踏まえ、具体的な指定学科や実務経験要件を詰めていく
改正法で義務付けられた建築士に対する定期講習の内容や修了考査のレベルも検討する