避難範囲

 避難範囲の3Km・10Km・20Kmという数値は風向きによっても全く違って来ると思います。この数値は行政としてその範囲について避難誘導しますという行政の立場を表したものに過ぎず、実際の安全性とイコールでは無い。行政の能力にも限りは有りますし、行政は行政として仮に線を引いて対処をしているだけでしょう。
 行政は日常も非常時にも法に基づき行動をしているという立場を表明し続ける。基準値を超え15条通報を受けて・・・と永遠と行政の立場の説明に終始する。その手続のために現場に余計な負担を掛けていないでしょうか。現場から報告するにしても、それが上手く伝わるとは思えません。もしその報告を受けて再び何か現場へ指示のようなものが行ったとしたら現場は更に混乱しているかも知れません。
 門外漢の者が専門技術の事をアレコレ論じても仕方ありません。現場の技術者に敬意を持って静かにお任せするのが良いと思います。行政は様々な地点で放射能レベルを実測するなりした方が良いと思います。