「隣棟間距離を100m以上とする」

たった一つの条文「隣棟間距離を100m以上とする」だけで良いという考え方があります。1ha 3000坪の土地で一家族が自給自足をする事を意味する。この条文は人々の生活そのものを写し出している。自給自足していくという合意が条文で表現されたものであり、規制とは違う。生活形式の合意により、その生活の中で建築物へ掛けられるリソースも自ずと分かり、その風景も想起され、規制も必要無い。このたった一つの条文は、人々がその地域でどのように生きて行くのかを先ず決心する事で簡潔な法律も入手出来る事を象徴している。「どのような生活を送るのか」から始めたらどうだろう。
今の法規には生活感が無く権利調整でしか無いような。