責任などとってくれない建築基準法┃責任をとってくれる大工さんに任せる

伝統木造の職人は厚生労働省の所管だそうで、だから国土交通省は伝統構法が蔑ろにしているのだろうか。

「森林の崩壊」(新潮新書)を読んで

  1. あと数年の猶予もない
  2. 計算でなければ安全が保証できないということも、見直すべき
  3. 職人を信頼するということが許されても良いのではないか
  4. 責任などとってくれない建築基準法に任せるシステムが唯一ということはあるまい。責任をとってくれる大工さんに任せる建築のシステムがあっても良かろう。
  5. 伝統木造の技術を習得した職人がどの程度の数かというときに、少なくとも厚生労働省所管の1級建築大工技能士が2000名程度いるという。そのような人が、自らの責任で、軸組み木造住宅を建てるという場合には、確認申請は不要で、指定確認機関に届け出ればよいようにすることも考えられるのではないか。
  6. ある規模以下の住宅であれば、職人を信頼するということが許されても良いのではないか