斜線制限に加え、新たに高さの限度を定める|船橋市

船橋のマンション高さ規制 割れる賛否_圧迫感無くなる/価値低下懸念

  1. 斜線制限に加え、新たに高さの限度を定める。
  2. JR総武線の北側を東西に走る市道を境に、高さの上限について、北側を20メートル、南側を31メートルとする。
  3. 規制される範囲は、20メートル以下が2237ヘクタール、31メートル以下が884ヘクタールに及ぶ。
  4. この通りに規制されると、既存のマンション約200棟が高さ制限に抵触し、「不適格建築物」となる。市都市計画課は「老朽化などに伴い、現状の高さのままで1回建て替えを認め、2回目の建て替えから新たな規制の対象に加えたい」
  5. 市宅地課によると、工事の騒音や日照時間の減少などの苦情、相談は2007年度に273件
  6. 船橋市藤原では、近隣住民が9月11日、マンション建設の差し止めを求める訴えを起こした。訴状などによると、民家が立ち並ぶ住宅街に11階建てのマンションが建設される計画で、原告の一人は「戸建ての分譲地の中に飛び抜けて高い建物ができる。街の破壊だ」
  7. 「高い建物には圧迫感があり、規制を強化するべきだ」
  8. 「高さ制限は都市の価値を低下させる可能性がある」
  9. 見直し案について、市は今後、市都市計画審議会に諮問するが、その運用について修正を検討している

街の姿を描く事が都市計画。その都市計画が無いまま開発が進む不幸。