棒鋼はここ1カ月はほとんど成約がない
- 主要鋼材の8月の販売量は前月比17%減の23万7000トン
- 8月は建設用の一般形鋼が28%減、家具や機械など幅広く使われる薄鋼板も17%減
- 「9月に入っても販売低迷基調に変化はない」
- 需要を下支えしてきたシャープ堺工場の建設にメドが付き、大型プロジェクト向けの鋼材出荷がピークアウト
- 建設需要に連動する傾向が高い鋼製家具や電機関連などの引き合いも鈍くなっている
- ゼネコンなど買い手の間では、高騰していた鋼材の価格が下落するとの見通しが広がり資材調達をストップ。「棒鋼はここ1カ月はほとんど成約がない」