200年住宅HABITAのセミナーを日建学院の施設などで開催する

ミサワインターナショナル/200年住宅で工務店ネットワーク作り本格化

  1. ミサワインターナショナル(東京都新宿区、三澤千代治社長)は、建設関連の資格支援校「日建学院」を運営する建築資料社の協力を得て、200年住宅として売り出している大断面木造構造住宅「HABITA」を施工する工務店の全国ネットワーク構築に向けた活動を本格化させる。
  2. 7月以降、建築資料社の営業担当者が全国の工務店などに三澤社長による住宅セミナーの参加を呼びかける。
  3. 今後、両社は今回の協力関係についての具体的な内容を詰める。
  4. すでにミサワインターナショナルと建築資料社は、三澤社長がHABITAについて説明しているビデオの制作を進めており、近く完成する。
  5. ビデオを使って建築資料社の営業担当者を対象とした勉強会を開き、HABITAの特長と三澤社長の家造りに対する考え方を知ってもらい、ミサワインターナショナルの基本姿勢を理解した上で、セミナー参加を呼びかけてもらう考えだ。
  6. HABITAは、5寸(150ミリメートル)角の柱や、1尺(300ミリメートル)の梁を構造体に使用した住宅。
  7. 国産材にこだわり、独自の金物工法により柱と梁を結合させている。
  8. ミサワインターナショナルは基本的にこの柱と梁からなる構造部分を工務店に供給し、工務店はHABITAを自社の住宅に取り入れるなどして製品化する。
  9. HABITAのネットワークは工務店の独自色を生かした緩やかなネットワークなのが特長だ。
  10. すでに全国で110社程度の工務店がネットワークに参加。
  11. 建築資料社の協力を得たのを機にネットワークをさらに拡大させる方針だ。
  12. 建築資料社には全国に約1000人の営業担当者を配置。
  13. 資格取得に日建学院を活用するよう全国の工務店に働きかけている。
  14. 7月以降、こうした営業活動の際に、三澤社長による200年住宅HABITAのセミナーを日建学院の施設などで開催することを説明。参加を呼びかける。
  15. ミサワインターナショナルによると秋には、セミナーが開ける体制にしたいとしている。