2008-05-25 今のところ割安 Energy 海士町、廃食用油を焼却燃料に再生 島根県海士町は、家庭や飲食店から出る使用済みの天ぷら油など廃食用油を回収し、灯油と混合して再燃料化する「廃油再生装置」を町清掃センターに導入し、再生燃料を可燃ごみの焼却燃料として活用を始めた。 灯油への廃食用油の混合で、年間百三十万円程度かかっていた燃料コストが二-三割削減できる 食用廃油で燃料精製 室蘭の業者、来月開始 市と連携、年産6万リットル 道路舗装業の富士建設(室蘭市中央町)は六月三日から、食用廃油を再利用し、バイオディーゼル燃料(BDF)の製造を始める。 五月中にも室蘭市と契約を交わし、市立病院や給食センターなど、市所有の施設から出る食用廃油を全面的に無償回収する予定。 室蘭、登別市内の飲食店などからも廃油を無償回収し、年間六万リットルの製造を目指す 軽油価格に比べ、BDFの製造にかかる経費は三割ほど安く 湯村温泉物語:/10止 若女将会代表・朝野尚美さん /兵庫 旅館の使用済みの天ぷら油を再利用したキャンドル作り バイオディーゼル燃料:使用済み天ぷら油を精製 五條の会社が建設機械で使用 /奈良 五條市今井、建設関連会社、ランドスケープキーパーズが、使用済み天ぷら油を精製したバイオディーゼル燃料を工事現場の建設機械で使い始めた。 値段も今のところ割安 35カ所の回収ステーションに持ち込まれた油を引き取り、社会福祉法人「自然塾」(天理市)が精製する。97%を燃料にできる。1日の処理能力は400リットル。 天ぷら油のバイオ燃料は1リットル100円 新京橋商店街で「花詩の種」イベント-なにわ伝統野菜の苗配布も 「昨年1月から廃油の実験回収を行っており、年間700リットルの廃油を集めた。使用済み天ぷら油から、ディーゼル自動車用のバイオディーゼル燃料(BDF)を精製するのだが、この施設が大阪市にはなく、今は滋賀県まで運んでいる。阪南市の身障者の通所施設で作られたBDFを、市が買い上げて公用車に使用しているので、今後はそちらにシフトし、いずれは大阪市内でも作れるようにしたい。今回は思ったよりも廃油が集まった。200リットルくらい集まるのでは」 バイオ燃料でエコトラ運転 寮の食堂から出る天ぷら油など、年間2000リットルの廃油から作ったバイオディーゼル燃料で、負荷の大きい農業機械を動かすことが出来るかどうかの実験をおととしから行ってきました。 これまでにトラクター、コンバイン、田植え機で試し、いずれも軽油に劣らない性能で使用できることが実証されました。 中央農高に天ぷら油トラクター 授業で運転体験 最近では、富山国際大などからの廃油の提供も受けている。