報告
- ユービー側は21日、同市に対し、両社の物件がこれまでの報告数より13件多い計56件だったと報告した。
- 市は今後、新たに報告された13件すべてに立ち入りし、水増しや建築基準法違反がないかを調査する。
- また、市側は「両社の報告はスピード感に欠ける」として、これまでに水増しが確認された8件について26日までに図面などすべての書類を提出するよう指示した。
- 同社幹部が21日、市役所を訪れ、8棟の水増しで「計53室を増設した」と報告した。
- 市内外で管理するマンションなど計69棟のうち、水増しは8棟以外にないという。
- 同社の資料によると、同グループは、大阪市で56棟、吹田市や豊中市などで13棟を管理。
- 階数を水増ししていた8棟は、ユービーと関連会社の賃貸住宅サービス(淀川区)が所有しており、階数水増しで部屋数を計53室増やしていた。このうち20室に入居者がいる。
- 鉄筋コンクリートのUB21西梅田(北区)を除いてはすべて鉄骨造りという。
- 同社側によると、8棟の現況図面などの関係書類にはこれから作成が必要なものがあるとして、6月下旬から7月上旬にかけて市に提出するとした。しかし、市側は「住民らの不安を早期に解消する必要がある」として今月26日に設計担当者らを交え、状況を報告するよう求めた。