木には木ではないか

  1. 断面が小さくなっているため金物を使うという。
  2. 木造建築が単に構造材が木材というだけのものと成っている。代わりが有ればそれでも良い。
  3. 木造が木造では無くなっている。

性能評価の申請に関するQ&A
Q2: 古来の伝統的工法の評価について
古来の工法(たとえばこねほぞ差しコミ栓差し等)の性能評価が低いのではないでしょうか。短ほぞ羽子板ボルトの方が評価が高いのでは技術力の低下をまねくのではないかと思います。木には木ではないかと思います。
A2: 住宅性能表示制度は、全ての工法の住宅に適応できることとなっておりますが、当制度の評価方法基準は、標準的な住宅を評価できるように作られています。つまり、接合部である仕口・継手も一般的な仕様として接合金物で補強することを前提に基準が作られています
古来の工法の伝承は大切なことですが、柱や横架材の断面が小さくなった木造住宅が一般化している今日では、その住宅の性能を如何に向上させるのかも課題であり、その手だての一つに住宅性能評価があると考えてください。