ベトナムに本格進出

前田建設工業(1824)はベトナムへの本格進出方針が報じられる 株価はこじっかり

  1. ベトナムに本格進出する計画と一部紙が報じたことが手掛かり材料となってか、地合の好転も相俟って、4日振りに買い戻しが先行して反発している。

前田建設、ベトナムに進出-日系自動車・食品に的

  1. 現地法人「マエダベトナム」を設立、現地に進出している日系の自動車メーカーや食品メーカーへの営業のほか、現地の政府が発注する土木工事の取り込みも図る。
  2. 同社は95年ハノイ、04年ホーチミンにそれぞれ駐在員事務所を設置して事業を進めていたが、現法設置を足がかりにベトナムでの市場開拓に本腰を入れる。
  3. 08年度は1件、3年後以降に年間5―6件の受注を目指す。
  4. マエダベトナムの資本金は200万ドル(約2億円)で、出資比率は前田建設が95%。海上土木関連の工事受注も見込まれることから残り5%は傘下マリコンの東洋建設が出資する。
  5. 現法設立に伴い、ホーチミン駐在員事務所は閉鎖した。