「業者には基準にあった完全なものを求めている」
- 子育てや社会福祉の支援施設としておととし完成した中津市教育福祉センターで、火事でも燃えにくいように施されている天井の板が国の耐火基準に達していなかったことがわかり、6月の1か月間休館した上で張り替えられることになりました。
- 張り替えられるのは中津市沖代町にある中津市教育福祉センターのエントランスホールの天井です。市によりますと、この天井に使われている、火事でも燃えにくく施された「不燃材」と呼ばれる板が、国の耐火基準に達していなかったということです。
- これは、不燃材を製造した広島県の会社が自主的におこなった検査でわかりました。
- このため会社からの申し出でエントランスホールの天井の290平方メートルについて、メーカーの責任で張り替えることになりました。
- この工事に伴って中津市では6月1日から1か月間、教育福祉センターを休館します。
- センターは子育てや社会福祉の支援施設としておととし12月に建設されたばかりです。
- 今回の事態について中津市では「利用者には迷惑をかけるが、業者には基準にあった完全なものを求めている」と話しています。