当初予定していた08年末から延期する

木造住宅の耐震審査、義務づけ延期へ 国交省

  1. 国土交通省は、2階建てと平屋の木造住宅に耐震強度審査を義務づける新たな規制の導入時期を、当初予定していた08年末から延期する。
  2. 2階建て以下の木造住宅で建築士による設計の場合は、審査が免除されている。84年度に導入された特例で、年間40万棟ほどの住宅が審査を免除されていた
  3. 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合の05年までの調査でも、81年以降に完成した住宅約2万4千棟の約6割が強度不足だった。
  4. この審査を義務づける規制を導入すると、検査機関などは新たな作業をする必要がある。建築士や確認機関への講習会などを続け、制度の見直しが十分に理解されたと判断した時点で規制を導入する考えだ。

。oO( 一つの可能性として、構造設計一級建築士には特例を認めるらしいので、その運用が始まる来年の5月27日がその時期かも知れない。