ビジネスモデル自体が成り立たない業界

アエル、レイコフ 原油高、円高、株安で大倒産時代へまっしぐら

  1. バブル崩壊後のような大型倒産は起きていませんが、実は今の方がタチが悪い。日本の産業の裾野が崩れ始めているんです」(帝国データバンク情報部の中森貴和氏)
  2. 「最近の倒産には3つの特徴があります。地方企業、零細企業、そして内需型企業の倒産が目立つ点です。もうひとつはビジネスモデル自体が成り立たない業界が出てきたことです」(中森氏)
  3. 改正建築基準法に対応しきれずハウスメーカーの「木の城たいせつ」(北海道)や早川工務店(北海道)なども倒産している。
  4. 「実際、金融機関はミニバブルがはじけた不動産業への貸し渋りに動いています。その影響で、今後ディベロッパーの倒産が相次ぐ恐れがあります」(前出の中森氏)