責任明確化

【東京】責任明確化へ特別委員会を新設

  1. 日本建築家協会(JIA、仙田満会長)は、耐震偽装問題の教訓を踏まえ、建築家の責任を明確にするための特別委員会を新設する
  2. 2月中に初会合を開き、職業倫理の在り方などをさまざまな角度から議論。
  3. 早ければ3月中にも一定の成果を出したい
  4. 特別委員会のメンバーは、歴代のJIA会長や弁護士などで構成。
  5. 検討に当たっては、建築家の責任を①契約者②資格者③社会的生産者―という三つの視点から分析し、建築家として果たすべき役割を探っていく。
  6. 仙田会長は15日の会見で、「一連の耐震偽装問題では、構造計算書や構造図の不手際で、多くの建築家が責任を問われた。建築家の責任とは何かをあらためて検証していかなければならない」と特別委員会設置の意義を強調した。