慣れで何とかなるレベルではない
【建基法不況の現実】(5)建築実務者の手間「2倍以上」が半数、「収入減」は53%|ケンプラッツ
改正建築基準法の施行後、労働時間の増減を問うと
- 「長くなった」が66%
収入の変化を尋ねると
- 「増えた」は1%
- 「変わらない」(44%)
- 「減った」(53%)
- 本来なら着工後に決めてもよさそうなことまで、確認申請のときに決めておかなければならなくなった。事実上、工事会社の決定後でなければ確認申請ができない。
- 構造計算と図面との整合性に、かなり気を使っている。少しでも不整合があれば、たとえ安全性に問題がなくても再計算している。
- だいたい5倍の手間がかかっているのが実情であり、慣れで何とかなるレベルではない