全国建築系大学教育連絡協議会 要望書(案)
- 新たな学歴要件となる指定科目について、多様な教育の制約にならないこと
- これまでの建築系大学の職能人としての幅広い、ホリスティックな教育を重視し、伝統を継承するよう求めている
- 指定科目だけでいいという教育が行われないこと
- 建築系科目全体を視野に入れた修得総単位数を要件とすること
- 受験要件の見直しで実務経験を設計・監理に限定せず周辺業務に広げる
- 建築分野の職能が意匠、構造、設備の各設計、施工、街づくりなど多種にわたる
- 実務経験に大学院修士課程を認定すること
- 例えば大学院での構造物の破壊の実大実験などは、生産現場での実務経験と変わらないとしている
- 実務認定の廃止は、大学院進学のインセンティブ(動機付け)の低下になり、さらには建築界全体の地盤沈下につながる