建築士試験要件見直し/分類別に必要単位/国交省が論点提示

建築士試験要件見直し

  1. 一級建築士の学歴要件は、個別の科目を関連する内容ごとに「設計製図」や「構造力学」など13分類に整理し、分類ごとに必要単位を決めて、バランス良く取得する案を提示
  2. 各分類に含まれる個別の科目は、同省の指定試験機関である建築技術教育普及センターが大学から授業内容を事前に取り寄せ、指定基準をクリアしているかどうかを審査する
  3. 施工管理の経験など、幅広い範囲を対象に検討を進めていく
  4. 科目の指定に当たっては、土木領域との線引きを整理
  5. 「建築設計・計画」「建築環境・設備」の分野は、当該科目が建築(住宅含む)を対象としている場合を指定対象
  6. 「建築構造」「建築生産」は、建築を対象としていない場合でも指定
  7. 指定科目の設定に当たって、7月をめどに全国の大学や短期大学、専修学校などを対象に実態調査し、9月に予定の次回会合までに、具体的な方向性を盛り込んだ事務局案をまとめる