2009-03-30 実験を積み重ね、津波の避難に使う建物の指針作りなどに生かしていきたい|津波衝突実験 津波衝突実験で強度を調査 コンクリートの壁に人工的な津波を衝突させる実験が30日横須賀市で行われました。 実験用の水路の中で、厚さ10センチ、縦横およそ2.5メートルの鉄筋コンクリートの壁に人工的に発生させた津波を衝突させ、壁がどのような損傷を受けるか調べました。 まず、高さ2.5メートルの津波の第1波が壁に衝突すると「ドーン」という大きな音とともに、高さ10メートル近くまでしぶきが上がり、壁には大きなひびが入りました。 その後、津波の第2波を衝突させたところ、壁は大破して大きな穴が空いてしまいました。 壁には、1平方メートルあたり最大10トンの圧力がかかったということです。