吹付けアスベストの劣化度を定量評価

吹付けアスベストの劣化度を定量評価できる新手法の開発に成功 - 清水建設
アスベストの飛散リスクを判定し、さらに適切な処理方法の判断が可能に

  1. 吹付けアスベストの診断手法は従来、専門知識を持った技術者が現地で目視診断するという主観的方法に限られていました。
  2. 診断における客観性や透明性に課題があったほか、診断結果が「剥離部分あり」「毛羽立っている」といった定性的判定に止まっていました。
  3. 今回開発に成功した診断手法は独自開発の専用器具を現地で使い、アスベスト繊維をサンプル採取。
  4. サンプルを社内の担当ラボに持ち帰って繊維数を計測する点が最大の特徴です。
  5. この計測データをPC上の診断プログラムに入力すると、プログラムが自動計算。
  6. リスク度を7ランクに分けて判定すると同時に、各ランクに応じた推奨の対策方法をPC画面上に明示します。