四川大地震における調査報告|建築研究所

2008年中国四川大地震における建築物被害と復興状況に関する調査報告について - 建築研究所
被害を分類すると、6つの被害形式に整理できました。


(1)1階の破壊
四川大地震_1四川大地震_2四川大地震_3


(2)2階の破壊
四川大地震_4


(3)短柱のせん断破壊
四川大地震_5


(4)柱頭・柱脚の曲げ破壊や接合部分での破壊
四川大地震_6
一般には、柱は梁よりも強く設計し、梁が変形して地震エネルギーを吸収する抵抗機構が推奨されているが、そのようなstrong column weak beamの考え方に基づく設計を徹底していく必要があろう。


(5)階段の取り付く柱の破壊
四川大地震_7


(6)非構造壁の破壊・脱落
四川大地震_8