PS廻り床先行工法
“NSフロアーⅢ PS(パイプスペース)廻り床先行工法"を開発 - 熊谷組
- 近年、集合住宅において、フリープランやセレクトプランに対応でき、乾式二重床の施工期間を短縮できる乾式二重床床先行工法を採用するケースが増えてきております。
- しかし、排水管のPS部分やユニットバス(以下UBと略す)廻りの間仕切壁は、床下からの空気音の伝搬を懸念して、遮音性能を確保するため、乾式二重床を施工する前に床下の間仕切壁部分を先行して施工するのが一般的でした。
- 今回開発いたしました工法は、PS・UBの廻りに先行して間仕切壁を施工する必要がありません。
- 乾式二重床下地の上に間仕切壁を施工するとき、同時に二重床下で遮音対策ができる床先行工法です。
- 実大実験室において本工法を試験施工し、音響性能試験を行ない、従来の「PS廻り壁先行工法」の間仕切壁と同等の遮音性能を確認致しました。
- なお、本工法は特許を出願中です。