『別の仕事を探して』と言われ

自宅に放火し妻殺害、54歳建築設計士に懲役15年の実刑

  1. 判決によると、渡辺被告は昨年11月23日夜、妻せつ子さん(当時53歳)と口論になり、1級建築士としての誇りを傷つけられたと感じ、浴室で首を絞めた。

栃木・芳賀町妻放火殺人事件 54歳夫に対し懲役15年の実刑判決 宇都宮地裁

  1. 近所の人は「もとは恋愛結婚で、親の反対を押し切っても一緒になりたいって」、「(夫の暴力で)救急車で運ばれて、動けなくなっても、だんなをかばってたんだよ」
  2. 「仕事がなく、酒ばかり飲んでいるのを指摘され、口論になった」

妻殺害の夫に懲役15年

  1. 「被告は、仕事をめぐって妻と口論になり、脅すつもりで灯油をまいたところ、「できもしないくせに」と言われたことに腹を立て犯行に及んだもので動機にくむべき事情はない」

妻への殺意を否定 芳賀の放火殺人初公判で被告 検察は懲役20年求刑 2008年9月12日

  1. (検察側は)動機について「渡辺被告が仕事がなく、酒ばかり飲んでいるのを指摘されて口論になった。『別の仕事を探して』と言われ、一級建築士の誇りが傷つき激高した」

芳賀の放火殺人、被告が殺意否認 検察は懲役20年求刑 9月12日

  1. 検察側によると、渡辺被告は酒に酔って妻せつ子さん(53)と口論となり、建築士としての誇りを傷つけられたと感じ立腹、自宅に灯油をまいた。これに対し「できもしないのに」と言われたことに激高、入浴中の妻の首を圧迫して失神させ、再び灯油をまいて放火した、とされる。
  2. 渡辺被告は犯行の核心部分について「全然思い出せない」との証言を繰り返した。