インフルエンザや鳥インフルエンザの感染力低減に有効な漆喰

プレスリリース 【関西ペイント】

  1. このたび、大阪大学微生物病研究所の実験により、ヒメノイノベック株式会社(代表者:姫野陸男、大阪市)が開発した漆喰コーティング材を用いた関西ペイント株式会社(社長:小林正受、大阪市)の「漆喰塗料アレスシックイ」を紙に塗布した塗膜に、高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルス(A/Crow/Kyoto/53/2004)の感染力を低減する作用があることが確認されました。
  2. これによると、高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルスの感染力を30分間で99.6%以上低減することができます。
  3. 漆喰コーティング材は、日本唯一の鉱物資源である消石灰を利用したものであり、既に通常のインフルエンザウイルス(A型H1N1、(財)日本食品分析センター)に対しても効果があることが確認されていますが(30分で検出せず)、今回改めて、新型インフルエンザの元凶である高病原性鳥インフルエンザ H5N1ウイルスに対する効果が証明されました。