市街化区域を基本的に拡大しない|仙台市
- 仙台市は17日までに、都市計画制度における2009年度末の区域区分見直しで、開発を推進する市街化区域を基本的に拡大しない方針を決めた。
- 郊外の住宅地や商業施設などの乱開発を防ぎ、機能集約型都市の形成を目指す。
- 市街化区域の拡大抑止を明確に打ち出すのは政令市で初めて。
- 都市計画区域を市街化区域、市街化調整区域に分ける区域区分制度は、都市計画法の制定を受け1970年に始まった。
- 仙台市の人口は1999年に100万人を突破して以降、ほぼ横ばいの状態が続いている。
- 仙台市は2006年度、「仙台都市ビジョン」を策定し、機能集約型都市を目指す方針を盛り込んだ。さらに、郊外への大規模集客施設の出店を規制する条例の08年度中の制定を目指すなど、郊外の乱開発抑制策を進めている。