目地棒の撤去やシーリング打ちの現場作業が省力化できる

大林組、止水目地で新工法−作業を省力化

  1. 大林組は、耐久性、意匠性に優れ、保守を不要にした止水目地工法「シートイン工法」を開発した。
  2. 目地形のモルタル材と止水シートを一体化した成形目地材「シートイン目地」を目地棒の代わりに使用する。
  3. 目地溝部分にシーリング材を施す従来の止水対策に比べて、耐久劣化や汚れの問題がなく、目地棒の撤去やシーリング打ちの現場作業が省力化できる。
  4. シートイン目地の止水シートは伸び能力が高く、ひび割れ追随に優れ、コンクリートとの接着強度も高いため、良好な止水効果を発揮するという。
  5. シーリングの打ち替えなどのメンテナンスがなくなるため、建物のランニングコストの低減も図れる。
  6. 塗装仕上げ用とタイル張り下地用の2種類を用意している。