すべてのカラオケボックスに自動火災報知機の設置を義務付ける

全カラオケ店に火災報知機 政令改正案決定、10月施行

  1. 政府は26日の事務次官会議で、店舗面積にかかわらず、すべてのカラオケボックスに自動火災報知機の設置を義務付ける消防法の政令改正案を決めた。
  2. 27日に閣議決定し、10月1日に施行する。
  3. 2007年1月に兵庫県宝塚市カラオケボックスで客8人が死傷した火災を受けた措置。
  4. 改正案では防音工事が施され、客が火災に気付かない可能性が高い施設として、カラオケボックスのほか漫画喫茶やネットカフェにも自動火災報知機の設置を義務付ける。
  5. また改正案では、温泉に含まれる可燃性天然ガスによる爆発事故を防ぐため、温泉のくみ上げ装置が屋内にある温泉施設などにガス漏れ火災警報器の設置を義務付ける。温泉設備のある旅館やホテルなどが対象となる。