子どもたちはどんな使い方をするか分からない

「人は乗らないはず」との思い込みは禁物、繰り返された天窓事故

  1. 子どもたちはどんな使い方をするか分からない
  2. 小学6年生の女児3人が順番に天窓(トップライト)の上に飛び乗ったりして遊んでいたところ、天窓が割れて一人が下の階段室に転落
  3. 「もしこの天窓が透明だったら、だれも乗ったりはしなかっただろう」
  4. 天窓はもともと、人が乗ることを想定して設計されていない。
  5. メーカー側も人が乗らないよう危険性の周知を図っている。
  6. 例えば、天窓メーカー大手の菱晃は、「乗ってはいけない」という警告シールを製品の表面に貼ったり、人が乗る恐れのある場所に設置する際には防護用フェンスなどが必要だとカタログに記載したりしている。
  7. 同社の製品では、ドームの下側に転落防止用のステンレスの格子を設置できるようになっている。しかし、格子の価格が3万〜5万円と、天窓本体と同じくらいすることもあり、採用されるケースは極めて少ない。

。oO( 童心に返り、あらゆる物が遊具に成ると思って設計に当たるべきかも