適切に課税を行っていた

事務次官会見:峰久事務次官会見要旨 - 国土交通省
(問)一部報道で出ていました、URでの登記問題に関してですが、なぜ登記をしていなかったのかという点について理由をお伺いしたいと思うのですが。
(答)基本的には不動産登記法で登記を申請することになっており、これについては実際上、登記されていない物件があるのは好ましくないということでそういう規定になっていますので、方針としては、そこは是正するということです。経緯ということですが、おそらく住都公団、特殊法人のときから実体的にそういう問題がなかったからそうなったのだろうと思います。実際的に、公団あるいは今のURの土地の上に賃貸住宅を建てて、所有権の争いが起こるようなことが自分の土地の上に建てた賃貸住宅についてはないという趣旨です。それから、税は税できちんと納めています。そういう意味で実体的な不都合がなかったのでそうなったのかと思いますが、申し上げたとおり、法律の趣旨から好ましくないので早急に是正するということです。

(問)それに関してなんですが、固定資産税を適正に払っていらっしゃったのかという点についてお伺いしたいのですが。
(答)建物完成の都度、課税当局に賃貸住宅の図面等を提出して、状況を申告した後で、適切に課税を行っていたということです。

(問)そのUR住宅ですが、数はいくつくらいか把握されていますか。
(答)70万いくつだったですかね。すみません。あとで報告させます。自分の土地の上のものなど、今問題になったことに絡むかもしれないのであとで報告させていただきます。

(問)最後に、今後はどのように対応していこうと。全体的に。
(答)登記すべきものは登記するということです。